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もうすぐ花見シーズンが到来します。春の京都は大勢の観光客でにぎわいます。
私もここ数年は毎年京都を訪れ、桜を見て歩いていますが、今回は京都観光でちょっと得する一日乗車券をご紹介します。
この記事を書こうといろいろ調べていたのですが、あまりの種類の多さに驚きました。全てをご紹介できませんので、代表的なものを2回に分けてご紹介します。今回は京都市内を走るバス・地下鉄などを中心としたもので、比較的近距離のものです。
■市バスが一日乗り放題!「市バス専用一日乗車券カード」
このカードは、市バスの運賃均一区間であれば一日何度でも乗り降りできます。(嵐山や大原などは対象外となります)
1枚500円で3回乗車すれば元を取れるのも嬉しいです。
京都駅の市バス案内所のほか、バスの車内でも販売しているので、一番購入しやすい一日乗車券です。
市バス専用一日乗車券カードの詳細は以下のリンクをクリックしてください。
京都市交通局:市バス専用一日乗車券カード
※2014年4月1日以降も金額は変更ありません
■地下鉄が一日乗り放題!「市営地下鉄1dayフリーチケット」
このカードは、京都市営地下鉄前線が一日乗り降り自由になります。
京都観光はバスやタクシーで回る方が多いですが、桜や紅葉シーズンは大渋滞になります。その点、地下鉄は混雑はするものの、時刻は正確なので、特に時間を決めて行動するような場合には強い見方になります。
1枚600円で、こちらも3回の乗車で元が取れます。
市営地下鉄1dayフリーチケットの詳細は以下のリンクをクリックしてください。
京都市交通局:市営地下鉄1dayフリーチケット(地下鉄1日乗車券)
※2014年4月1日以降も金額は変更ありません
■市バスと地下鉄が乗り放題!「京都観光一日(二日)乗車券」
このカードは、京都市バス全線、市営地下鉄全線、一部の京都バスが一日(または二日)乗り降り自由になります。
京都の市街地だけでなく、嵐山や大原といった市バスの運賃均一区間外も含めて乗り降り自由となります。京都駅〜大原が往復で1,160円(本原稿執筆時点)なので、午前中に大原を見て、午後は市内を見るといった使い方ならば、かなりお得になります。
一日乗車券が1枚1,200円、二日乗車券だと1枚2,000円です。
市営地下鉄1dayフリーチケットの詳細は以下のリンクをクリックしてください。
京都市交通局:京都観光一日(二日)乗車券
※2014年4月1日以降も金額は変更ありません
■嵐山観光に便利!「京都地下鉄・嵐電1dayチケット」
このチケットは京都市営地下鉄全線と嵐電(京福電鉄)全線が1日乗り降り自由になります。
嵐電が乗り降り自由ということで、天龍寺や仁和寺、龍安寺、さらに少し足を伸ばせば金閣寺までの4つの世界遺産が観光コースになります。
1枚1,000円です。嵐電(京福電鉄)と市営地下鉄は連絡する駅が太秦天神川しかないのが残念ですが、広いエリアをカバーするのが魅力です。
市営地下鉄1dayフリーチケットの詳細は以下のリンクをクリックしてください。
京都市交通局:京都地下鉄・嵐電1dayチケット
※2014年4月1日以降の金額は記載が見つかりませんでした。
■嵐山だけでなく嵯峨野観光にも便利!「嵐電・嵯峨野フリーきっぷ」
次も嵐電が乗り降り自由となりますが、こちらは京都バスの嵐山系統も乗り降り自由になります。これによって嵐山だけでなく大覚寺や鳥居本の風情ある街並みなど嵯峨野エリアも散策エリアになります。
京都バスで京都駅や四条河原町まで直行できるのも便利です。
1枚700円で、京都駅前のバスチケットセンターのほか、嵐電主要駅で販売しています。
市営地下鉄1dayフリーチケットの詳細は以下のリンクをクリックしてください。
京福電鉄プレスリリース
※2014年4月1日以降の金額は記載が見つかりませんでした。
今回のご紹介は以上です。次回は近鉄や阪急などの私鉄の一日乗車券や、奈良・大阪など京都周辺の観光に便利な一日乗車券をご紹介します。自分の行動範囲に合せて、安くてお得なチケットを購入して、京都観光を満喫してください。