少し前になりますが、Kickstarterで面白いガジェットが出資者を募集していたので、応募してみました。
このガジェットは、「W/Me (with meと読みます)」という名前の製品で、これを腕にはめてセンサーに指を乗せることにより、心拍数や呼吸の状態を測定し、その結果で心と体のバランスを測定してくれるというものです。
日本で発売されるか分かりませんが、今日はこの「W/Me」をご紹介します。
W/Meの機能
W/Meを腕にはめることで、以下ができるようになります。
- 敏捷性を測定
- リズミカルな呼吸を指導
- iPhoneを探す(音で位置を知らせる)
- Facebookにチェックイン
- カメラのリモートシャッター
- Eメールアラート
- デバイス範囲外アラート
■体と心の状態を測定
W/Meのセンサーによって心拍数の変動を測定し、独自のアルゴリズムによって、心拍数の変動と身体の安定性との相関関係を「敏捷性スコア」として表わします。
測定方法は、W/Meを腕にはめて、専用のアプリを起動し、ガイドに従うだけです。約3分間測定すると、結果が表示されます。
この「敏捷性スコア」の数値が高いほど、ストレスに強いということになります。
■腹式呼吸のトレーニング
もう一つの大きな機能は、腹式呼吸のトレーニング機能です。
画面に表示されるクジラの動きに合せて呼吸をすることで、腹式呼吸が身につくということなのですが、これがなかなか難しく、私自身まだこつがつかめません。
下の画像がトレーニング画面です。
クジラが海面から上昇するときに息を吸い、クジラが海に潜るときに息を吐くという要領で呼吸を繰り返します。
画面に「ヒット」とありますが、クジラの動きと呼吸が合った時に1つ加算されます。1回のトレーニングで40回クジラが上下し、そのヒット数をカウントするもので、ヒット数が多い方が腹式呼吸ができているということになります。
■手軽にストレス状態を確認できるツールとして便利
実際の効果は良く分からない部分もありますが、心拍数や呼吸を計測することでストレス状態を見ることができるのは、とても便利です。
また、腹式呼吸を習得できるというのも嬉しい機能です。呼吸レベルが数段階あるので、自分に合った呼吸法を身につけられるのも良いと思いました。
さらに、なぜかアプリが日本語対応しており、これも嬉しい誤算でした。(リリース直後は英語のみだったため、何となくしか分からなかったことが、日本語化によって良く分かるようになりました。)
以上がW/Meのご紹介でした。
このように、日常生活を豊かにしてくれる素敵なガジェットがまだ沢山存在します。今後も実際に自分で使ったものをご紹介していきます。