今日の午前中はタスクカフェに参加してきました。
タスクカフェは、「シゴタノ!」の大橋さんと「ライフハック心理学」の佐々木さんが主催のセミナーで、今回が32回目になります。
内容は、タスク管理に関するレクチャーとQ&Aが中心ですが、少人数のため、中身の濃いセミナーになっています。
私は10回以上参加していますが、参加し続ける理由は、Q&Aからの気づきが多いからです。様々な世代・職種の方が、自分の抱える問題を解決しようと集まってますが、前向きな質問が多いのも特徴です。
今回のメインテーマは「プロジェクトの先送りを防ぐ方法」でした。
そこで得た気づきをご紹介します。
「脱完璧主義」と「妥協すること」
今回はプロジェクト管理の先送りを防ぐ方法について、多くの書籍を執筆している佐々木さんの話しを中心に進められました。
様々な人々が入って進むプロジェクトは、一人一人考えることが異なることから、イメージと違うことや自分のやることが正しいとは限りません。
自分の意見を言うことも大事ですが、全てがそれで乗り切れる訳ではないため、状況次第では「妥協する」こともあるという経験談を聞けました。
そのためには完璧主義は邪魔になることがあります。自分の作業は完璧でありたいと思うほど、問題に直面した時にストレスになりやすく、実際、私もそのような場面に多くぶち当たっています。(特に最近多く感じます)
プロジェクトを進めるためには、時には相手のイメージに合わせることも大事で、その「妥協」は決して後ろ向きなものでは無いということを学んだことが今回一番の収穫でした。
「記録すること」も忘れてはいけない
プロジェクトを進めるうえで、いつ、何をやったかを記録することも大事です。
先述の「妥協する」も、どんな場面のときにそうしたのかを記録することで、次に同じ局面が訪れたときに、振り返ることで、それが応用できるかの判断材料になります。
個人的な感想ですが、私はポジティブな記憶よりもネガティブな記憶の方が長く残ります。
このため、せっかく「前向き(ポジティブ)な妥協を決断」したことが、記憶に頼るといつの間にか「後ろ向き(ネガティブ)な妥協」にすり替えられてしまうかもしれません。
そのため、作業の後には作業内容とその時に感じたことを記録することを心がけたいと思います。
ご紹介は以上です。
タスクカフェは毎月池尻大橋の大橋会館で開催されますので、興味のある方は以下のリンクから開催案内をご覧ください。
※リンクは2014/03/15の回のものです。最新情報は「シゴタノ!」ホームページのリンクをご覧ください。