最近の文房具ブームは、高い機能性を売りにした製品を数多く生み出しています。
今回ご紹介する、カール事務器のペンスタンド(P-201)もその一つで、上の写真のとおり、まるでカラーボックスのようなデザインですが、とても使いやすいです。
今までたくさんのペンスタンドを使ってきた私としては、初めての感覚です。
今回はこのペンスタンドをご紹介します。
■使いやすさの秘密は40度の傾斜
このペンスタンドには3枚の棚板が40度の角度で取り付けられています。これによって次の効果があります。
1.見やすい
垂直に挿すタイプのペンスタンドの場合、奥の方は良く見えず、くるくる回して取ることが多いですが、このペンスタンドの場合、斜め上から覗くような感じなので、どこに何があるかが一目で分かります。
2.取り出しやすい
これも垂直タイプのものと比較して、実に自然な動作で中身を取ることができます。ペンを取ろうとしてペンスタンドを倒してしまうだけでなく、隣の紙コップも倒してしまい、大事な書類がびしょ濡れになることも少なくなるのではと思います。
ただし、ペンスタンドの底面には滑り止めはありませんので、気になるかたは滑り止めを貼ると良いかと思います。
上の写真のように、私は使う頻度の高いペンや定規などをペンスタンドにもなるペンケース「コクヨ NEO CRITZ」に入れており、カールのペンスタンドには頻使用度の低い蛍光ペンやカッターの他に、スティックタイプのコーヒーや紅茶などを入れてます。在庫も一目で分かります。
このペンスタンドですが、残念ながらあまり文房具店に置いていないようです(先月、銀座の伊東屋行った際には置いてませんでした)。店頭で見かけたらペンを挿して使い勝手を確認してみてください。